ちょっとスッキリ

昨日はお見苦しい愚痴をこぼしてスイマセンでした。
妹に愚痴ったらちょっとスッキリしたv
めげずに期限までリク受け付けます!



見えなくともシャボン玉
デ/ジ/モ/ン/02/の一/乗/寺/兄弟のシャボン玉ネタを
ふと思い出したのでv

木登りも虫取りも、なにをやってもクラウスのほうが上手かった
クラウスはあっという間に木の上のほうに登って行っちゃうし、
カブトムシとかクワガタとかすぐに籠いっぱいにしちゃう。
走るのだってクラウスのほうが速い
ボクはクラウスの後についてくだけで精一杯なのに。

そんなボクが一つだけクラウスより出来ることがあった

「リュカはシャボン玉大きくするの上手いよな」
ボクが飛ばしたシャボン玉を見てクラウスが感心したように言う
とうのクラウスはというと小さくは飛ばせるみたいだけど、
大きくしようとするとすぐに壊してしまっていた。
「違うよ、こうやって　　　　ほら」
「うん　　　　　っあっっ!また壊れた」
「クラウス息を吹き込むのが強いんじゃないかな」
「そうかな　そっとやってるつもりなのに・・・・・・ああっダメだリュカみたく大きくならない」
クラウスが何度やってもシャボン玉は小さく飛ぶか壊れてしまっていた。
なんでもできるクラウスよりボクができることがなんだか嬉しかった。

それからクラウスは自分でシャボン玉を飛ばすのをやめて、
ボクの飛ばしたシャボン玉を眺めていた。

「優しいからかな」
シャボン玉の浮かぶ空を眺めていたクラウスが呟いたので
ボクは手を止めてクラウスを見た。クラウスの視線はシャボン玉に向いたままだった
「え?」
「リュカのシャボン玉が大きいわけ」
クラウスの言っている意味が分からなくてボクは首をかしげる
「シャボン玉って、そうっと息を吹き込まないと上手く作れないだろ?」
「うん・・・」
「リュカはシャボン玉が壊れないように、そうっと、優しく吹くから
だから大きなシャボン玉ができるんだよ」

ボクはまたシャボン玉を作ってみた。
今までで一番大きなシャボン玉だった

「ほら!リュカが優しいからだよ」
そう言ってクラウスは僕に向かって笑った。



晴れた日　ボクはお母さんとクラウスのいる丘でシャボン玉を飛ばす。
ひとつひとつ丁寧に作ったシャボン玉は青い空に飛んで溶けてゆく

「届いたかな」





文才ないのに書いてみたかった。
「優しいから～」のくだりがデ/ジ/モ/ン/から拝借したネタです。